フライパンの呪い かわいそうななぞなぞさん

なぞなぞを解いてなぞなぞさんの家族をフライパンの呪いから解放せよ!

Storyストーリー

第4章変わり果てた王様

「うーん……」
どれくらい時間(じかん)がたったでしょうか。
王様(おうさま)()がついて、(からだ)()こしましたが、なんと!その姿(すがた)は、(いま)までとはまったく(ちが)ったものになってしまっていました。
ふっくらとした(やさ)しい(かお)は、ガイコツのようになり、立派(りっぱ)(ふく)は、粗末(そまつ)なタキシードに、かぶっていた王冠(おうかん)は、ドン・キホーテでも()っていないようなへんてこなシルクハットに()わってしまいました。
そして、足首(あしくび)には、(てつ)(あし)かせがつけられ、(おも)いフライパンがくさりでつながれていたのです。

「ここは…?(わたし)は、いったい…?な、なにもわからないぞ!」

()わってしまったのは、外見(がいけん)だけではありませんでした。王様(おうさま)記憶(きおく)一部(いちぶ)(うしな)い、自分(じぶん)王様(おうさま)であることも、(わす)れてしまったのです。

わけがわからず、呆然(ぼうぜん)としている王様(おうさま)のところに、王様(おうさま)(つま)であるお(きさき)(さま)、そして息子(むすこ)王子(おうじ)()()ってきます。

「あ、あなたー!」「パパー!」

(おどろ)いたことには、お(きさき)(さま)王子(おうじ)姿(すがた)も、フジロックフェスティバルでも()ないほどの奇妙奇天烈(きみょうきてれつ)姿(すがた)()わってしまっていました。そして2人(ふたり)()(あし)にも、くさりで“やかん”や“なべ”がつながれています。

ぼうぜんとする3(にん)(まえ)で、背中(せなか)(おお)きな(くろ)(はね)としっぽをつけ、()には三叉(さんさ)のやりを()凶悪(きょうあく)姿(すがた)になった旅人(たびびと)が、王様(おうさま)たちを見下(みお)ろしていました。

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もくじ

第1章 「はじまり」
第2章 「旅人のお礼」
第3章 「王様の危機」
第4章 「変わり果てた王様」
第5章 「旅人の正体」
第6章 「謎の声」
第7章 「さあ仲間になろう!」